国鉄 錦糸町駅
(1) 昭和41年3月現在
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図中 一点鎖線は、電化された線路、 実線は、非電化・線路、点線は専用線です。
船渠(ドック)がありますね。明治時代、錦糸町駅がまだ本所駅とよばれていた頃、駅の両国側を流れていた大横川(現在は、親水公園になっている。)と横十間川を掘割でH型に直結し、本所駅発着の貨物を積み替えて東京市内へ 輸送したとのことです(*)。いつごろまで現役として使われていたのでしょうか。
また、実業之日本社 ブルーガイド編「東京 懐かしの昭和30年代散歩地図」77ページにある昭和34年の地図をみますと、掘割のうち、横十間川寄りの約半分の部分がすでに埋立られていることがわかります。
(*)「総武線開業120周年 正岡子規がみた総武鉄道 白土貞夫」 鉄道ピクトリアル 2015年2月900号(106〜110ページ)より106ページ右段を参考にさせていただきました。
(2) 錦糸町駅における入換えその他の取扱い
千葉鉄道管理局運転取扱基準規程 昭和40年4月 千管達第13号別冊 より抜粋。
第6章 特殊取扱い
(錦糸町駅における入換えその他の取扱い)
第93条 錦糸町駅における入換えその他の取扱方については、次の各号によるものとする。
(1) 構内入換中四ツ目踏切を横断する必要のあるときは操車掛は、機関士に対して「踏切横断」を通告し、また機関士は、次の汽笛合図をしなければならない。
適度気笛一声 短急気笛三声
(2) 折返し線に次のとおり停止目標を設ける
車止の手前20mの地点
上部 下部
車止の手前60mの地点
(停、踏、動)
(3) 昭和48年4月現在