国鉄 五稜郭駅
(1)五稜郭(操車場)配線略図 昭和20年代か?
五稜郭といえば、本屋、有川、操車場と、配線略図3点セットを揃えたいところですが、残念ながら、ここでは、五稜郭(操車場)の図面しか手元にありません。
函館駅のページの(1)で紹介した配線略図と同じ資料につづられていた図面です。ですので、安直に年代推定も昭和20年代としました。ウィキペディア「五稜郭駅」の「JR北海道・JR貨物・道南いさりび鉄道」の「歴史」の項を参照しますと、1950年(昭和25年)2月10日に、「五稜郭貨車区設置」とあるのですが、貨車区らしき部分を、下の図面上、みつけることができるでしょうか?
ウィキペディアの上記項目から、1944年(昭和19年)9月30日に五稜郭駅〜桔梗駅間が複線化されたようですが、図面を見る限りにおいて、常用閉そく方式は、「双信閉そく式」だったと推察できると思います。
また、図面をみますと、下の図面の当時は、五稜郭(操車場)〜五稜郭(有川)間は、列車運転の方式だったようです。ただし、後年、同区間は、構内運転の方式による入換便扱いとなるようです。
ところで、図面上、一か所、燈列式の入換信号機の記号がみられます。興味深いですね。
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