国鉄 飯田町駅
(1) 昭和37年 (1962年) 3月現在
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(2) 昭和46年 (1971年) 3月現在
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図中、赤ペンで、「47.3.29切換 構内略図に依る」とあるのは、同年11月、駅構内に飯田町紙流通センターの流通倉庫が開業することに伴う配線変更工事のことであろう。
流通倉庫完成後の飯田町駅の線路配置は、上の2図とは大幅に変更されているが、その線路配置図は、「鉄道ジャーナル 1984年10月号」の記事「東京の空の下で入換機関車が働く」(79ページ〜87ページ)中の83ページに掲載されている。また、当該記事は、東京南鉄道管理局、東京西鉄道管理局、品川機関区、飯田町駅の取材協力の下に書かれており、なかなか読みごたえがある。
ただし、線路配置図の構内各線路に振られた番号は、記事中の入れ換え解説にあたり便宜上振られているようであり、実際の駅構内の線路呼称は違っていた可能性がある。
例えば、昭和61年3月3日改正の「列車運転時刻表」(昭和61年2月13日 東京西管通達第1700、1702号別冊)の「運転手続」の項をみると、上り貨物列車の到着線は、「下り1番線」(上2図と同じ)で、下り貨物列車の出発線は、「出発1番線」または「出発2番線」(上2図にはない。)となっている。