国鉄 東広島駅 広島駅 

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 芸備線の線路図からの抜粋(昭和54年2月1日現在)はこちらからどうぞ →→ 矢賀〜東広島駅間 広島駅

(1)昭和51年4月1日現在

 図面右上の「宇品線」ですが、昭和51年4月1日現行の広島局の運転取扱基準規程をみますと、すでにこの時代、東広島の構外?側線となっていて、構内運転区間にも指定されていたようです。芸備線も矢賀駅まで描かれていますが、矢賀駅の信号機等は描かれていませんね。

 赤ペンで追記がなされてます。北3番線から芸備線への出発信号機6Lは、備中神代起点のキロ程になっています。

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(2)宇品側線 昭和57年頃?

 年代推定はかなり大雑把ですのでご了承を。昭和51年の上図にはない、機留置線?が、神戸方の貨物上下本線間にできましたね。

 宇品線については、昭和51年4月1日現行の基準規程を参考にすると、東広島駅・東4番線→宇品側線(東部信号扱所・入換信号機2Rから同信号扱所・入換信号機1D、2Dを経て宇品貨物扱所・車両停止標識まで)、逆の宇品側線→東広島駅・東4番線(東部信号扱所・入換信号機3Uから同信号扱所・入換信号機2U、1U、3Lを経て東4番線車両停止標識まで)が構内運転区間に指定されていたようです。

拡大版(ファイルサイズ 1.20MB)下図の下の部分は 国鉄 矢賀駅 のページでどうぞ。 

 

(3)昭和59年12月6日現在

 山陽本線の三原〜下関間がCTC化された時の線路図です。昭和51年の図面と違って、宇品側線も描かれていますね。図面左下、矢賀電留線のところの77号分岐器がのりしろの部分に隠れてしまっています。

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(4)平成9年4月1日現在

 新会社移行後の線路図です。これはJR西日本に限ったことではないと思いますが、新会社移行後も異なった様式の線路図が支社毎に作成されていた(いる?)こと、平成9年の段階で手描きの図面が作成されていたこと等、興味深い点が多いです。

 東広島駅は、広島貨物ターミナルとなりました。連動装置が「第1種電子」ですね。

 再び、昭和51年規程をみますと、矢賀電留線への回送線などは、東広島駅の構内運運転区間となっていましたが、旅客会社と貨物会社が分かれた段になっては、広島駅の扱いになったのでしょうか。機関区も別々なのでしょうか。

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