国鉄 田端操(常磐線関係着発線)〜三河島駅
(1) 昭和36年 (1961年) 3月現在
A 田端操(常磐線関係着発線) 拡大版 (ファイルサイズ 1.18MB)
ウィキペディアによれば、田端駅の客貨分離により田端操駅が開業するのは、昭和36年(1961年)2月17日とのことですので、下図の「田端」は「田端操」が正しいと思われます。なお、昭和36年3月現在の東北本線(東京〜大宮間)の線路図では、「田端操」の表記が使用されています。
常磐線・岩沼方、東北本線(貨物)・東京方、それぞれに信号扱い所がありますね。てこ扱い者の向きが逆になっているところが興味深いです。どちらも、てこ扱い者の右手方向が下り方向になっているようです。
B 三河島駅 拡大版 (ファイルサイズ 1.04MB)
三河島駅・地平部分の貨物駅ですが、この昭和36年3月版には、構内各線路の有効長等が記載されております。
(2) 昭和42年 (1967年) 3月現在
A 田端操(常磐線関係着発線) 拡大版 (ファイルサイズ 1.29MB)
折本図面に正誤表が添付されていましたので、赤字で加筆してあります。
B 三河島駅 拡大版 (ファイルサイズ 1.16MB)
線路配置としては、昭和36年3月現在の図面と同じですが、入換標識が設置されていますね。入換標識13Rというのは、「両面」入換標識のようです。また、入換標識反応燈(13RP)も設置されています。
(3) 昭和47年 (1972年) 1月現在
A 田端操(常磐線関係着発線) 拡大版 (ファイルサイズ 1.10MB)
B 三河島駅 拡大版 (ファイルサイズ 953KB)
(4) 昭和56年 (1981年) 3月現在
A 田端操(常磐線関係着発線) 拡大版 (ファイルサイズ 1.19MB)
田端操から日暮里で常磐線の「電車線」と合流する単線の東北貨物線が途中までで撤去されていますね。また、凡例にはないのですが、点線の線路は、使用停止を意味するのか、架線がない線路を意味するのか、それとも別の意味があるのか、わかりませんでした。
B 三河島駅 拡大版 (ファイルサイズ 916MB)