国鉄 横浜羽沢駅

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(1) 昭和61年(1985年)3月現在 

 昭和54年10月1日に開業した貨物駅ですね。手許にある国鉄時代の線路図は、この昭和61年3月現在の図面だけです。

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(参考1)新会社 平成6年(1994年)6月現在 

 平成6年の図面です。図面の描き方や線路が描かれている範囲は違いますが、線路配置は国鉄時代から変わっていないような・・・。もしかすると、着発線荷役方式導入のための構内改良工事と羽沢横浜国大駅開設に伴う工事が始まるまで、開業時の線路配置から変化はなかったのかもしれませんね。

拡大版  (ファイルサイズ 1.07MB)

(参考2)羽沢横浜国大駅 配線略図 令和1年(2019年)12月現在

 2019年12月14日と20日に羽沢横浜国大駅まで「乗り鉄」をしてきました。その時の観察をもとに、上の平成6年の図面に、横浜羽沢国大駅への線路を加筆してみました。

 横浜羽沢駅の線路配置は観察できませんでしたのでわかった部分のみ図を変えてあります。

 ウィキペディア「羽沢横浜国大駅」によれば、羽沢横浜国大駅は、相鉄とJRの共同使用駅で、管轄は相鉄のようです。JRの所属は東海道本線で、鶴見〜羽沢横浜国大間8.8kmの支線であり、横浜羽沢駅からの連絡線の距離は約0.6kmのようです。

 連絡線は、横浜羽沢駅の構内から分岐しているようで、信号機の配置をみますと、

 下り線 鶴見方より 「第一場内」→「相鉄第二場内」→「羽沢第一場内」→「羽沢第二場内」→「羽沢第三場内・(相鉄・東急連絡線)第二場内」

 上り線 羽沢横浜国大駅より 「1番線または2番線JR出発」→「場内」→「上り第7閉塞」 

となっているようです。赤字で書いた信号機が、羽沢横浜国大駅のJR連絡線の場内・出発信号機になると思われます。

 ところで、「横浜羽沢駅」の東海道貨物線方への第二場内信号機の位置に誘導信号機が設置されていました。これは平成6年の配線図ではみあたらないので、着発線荷役方式が導入されたことと関連しているのでしょうか。どうのような場合に使用されるのか興味深いですね。

拡大版  (ファイルサイズ 815KB)

 羽沢横浜国大前駅のホーム上から観察した出発反応標識(2019年12月14日・20日現在)については、「閑話休題 羽沢横浜国大駅の出発反応標識 2019年12月14日・20日撮影」をどうぞ。

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